From e7daf896e83a904b94940763256ba469e22b114f Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: NPL <66727014+Npepperlinux@users.noreply.github.com> Date: Mon, 11 Nov 2024 05:20:58 +0900 Subject: [PATCH] Update Japanese Translation (#58) * Follow changes to the original text of the Japanese text (without "stage-configs.md") * Add `stage-configs.ja.md` & Update some Japanese pages --- .../docs/howtos/add-remove-blocklets.ja.md | 16 +- .../howtos/customize-i3-configuration.ja.md | 18 +- content/docs/howtos/override-xres.ja.md | 2 +- content/docs/howtos/stage-configs.ja.md | 28 +++ content/docs/reference/xresources.ja.md | 4 +- .../docs/using-regolith/configuration.ja.md | 22 ++- content/docs/using-regolith/install.ja.md | 175 ++++++++++-------- 7 files changed, 159 insertions(+), 106 deletions(-) create mode 100644 content/docs/howtos/stage-configs.ja.md diff --git a/content/docs/howtos/add-remove-blocklets.ja.md b/content/docs/howtos/add-remove-blocklets.ja.md index b64dac0b..451d9866 100644 --- a/content/docs/howtos/add-remove-blocklets.ja.md +++ b/content/docs/howtos/add-remove-blocklets.ja.md @@ -23,7 +23,7 @@ $ regolith-look refresh バーにある各インジケーターはファイルで管理されます。バーのステータスインジケーターの位置に対応しています。例として、ファイル名が`10_`で始まるものは、 `20_`で始まる設定ファイルのインジケーターより前に配置されることを意味します。各ファイルの中には、`i3xrocks`がスクリプトを実行するために使用する情報があり、最終的にバーに表示されるデータを返します。いくつかのステータスインジケーターは設定パラメーターが存在し、ユーザーの好みに合わせることができます。例えば、バッテリーの状態を頻繁に変更するのがよい場合、調べる間隔を更新することができます。バーをカスタマイズするために最初にするべきことは、表示したいインジケーターを`/usr/share/i3xrocks/conf.d/`から`~/.config/regolith3/i3xrocks/conf.d`にコピーすることです。 `~/.config/regolith3/i3xrocks/conf.d`内の各ファイルは好きなように変更できます。バーのステータスインジケーターを変更するには、ファイルの名前を好きな並び順に変更するだけです。 -変更を加えたあとは、セッションをリフレッシュすることで、新しい設定ファイルに基づいてバーが更新されるはずです。 +変更を加えたあとは、セッションを再読み込みすることで、新しい設定ファイルに基づいてバーが更新されるはずです。 例えば、バーにおけるバッテリーとトラフィックのブロックの変更と通知を非表示にしたいとき、以下の操作を行います。 @@ -35,13 +35,19 @@ $ ls /usr/share/i3xrocks/conf.d/ 80_rofication 90_time $ mkdir -p ~/.config/regolith3/i3xrocks/conf.d -$ cd /usr/share/i3xrocks/conf.d/ -$ cp 01_setup ~/.config/regolith3/i3xrocks/conf.d/01_setup -$ cp 80_battery ~/.config/regolith3/i3xrocks/conf.d/30_battery -$ cp 30_net-traffic ~/.config/regolith3/i3xrocks/conf.d/80_net-traffic +$ cp /usr/share/i3xrocks/conf.d/01_setup ~/.config/regolith3/i3xrocks/conf.d/01_setup +$ cp /usr/share/i3xrocks/conf.d/80_battery ~/.config/regolith3/i3xrocks/conf.d/30_battery +$ cp /usr/share/i3xrocks/conf.d/30_net-traffic ~/.config/regolith3/i3xrocks/conf.d/80_net-traffic $ regolith-look refresh ``` +上記の操作では、以下の操作が実行されます。 + +- Regolithが作成したディレクトリに存在する現在の`i3xrocks`モジュールが一覧表示されます +- ユーザー設定が存在するディレクトリに`~/.config/regolith3/i3xrocks/conf.d`が作成されます +- 3つのファイルが、アプリケーションが作成したディレクトリからユーザーが作成したディレクトリにコピーされます。これにより、この記事の冒頭で説明したようにユーザーが`n_`の番号を変更すると、順番が変更されます。 +- `regolith-look refresh`コマンドで**バーステータスインジケーター**の再読み込みが行われます + **注意**:ユーザーディレクトリの`~/.config/regolith3/i3xrocks/conf.d`に複数のブロック設定が存在する場合、既定である`/usr/share/i3xrocks/conf.d/`は無視されます。 # さらに深く読み込む diff --git a/content/docs/howtos/customize-i3-configuration.ja.md b/content/docs/howtos/customize-i3-configuration.ja.md index b638131c..610c7159 100644 --- a/content/docs/howtos/customize-i3-configuration.ja.md +++ b/content/docs/howtos/customize-i3-configuration.ja.md @@ -1,19 +1,19 @@ --- -title: "i3設定のカスタマイズ" -linkTitle: "How to Customize i3 Configuration" +title: 'i3設定のカスタマイズ' +linkTitle: 'How to Customize i3 Configuration' weight: 1 description: > - i3の外観や動作を変更する方法。 + i3の外観や動作を変更する方法。 --- # Regolithの既定の動作 既定の設定は`/usr/share/regolith/i3/config.d`に保存されています。これらはアルファベット順に読み込まれます。次に、`~/.config/regolith3/i3/config.d`のユーザー設定がアルファベット順に読み込みまれます。Regolithの既定の設定は`Xresources`値の設定や、ユーザー設定の追加や、`apt`による既定の設定の追加・削除でカスタマイズできるように構築されています。これにより、Regolithではi3のカスタマイズ方法に、設定をクリーンにするため、個別に、もしくは組み合わせて使用できる複数のアプローチがあります。 -- `Xresources`によるキーバインド・文字列・プログラム名・色といった、オーバーライド値の使用 -- `apt`によるRegolithの既定ファイルを追加や削除 -- 独自の設定ファイルの追加 -- Regolithの設定の大規模の置き換え +- `Xresources`によるキーバインド・文字列・プログラム名・色といった、オーバーライド値の使用 +- `apt`によるRegolithの既定ファイルを追加や削除 +- 独自の設定ファイルの追加 +- Regolithの設定の大規模の置き換え ## `Xresources`変数を設定する方法 @@ -111,6 +111,10 @@ sudo apt remove regolith-i3-workspace-config 最後に、**i3を再起動するか、ログアウトしてから戻ります**。 +## Xresourcesオプションの範囲を超えてRegolithの既定を変更する方法 + +上記の記事の内容以上の設定が必要な場合は、[設定ファイルのステージング]({{< ref "stage-configs" >}})をご覧ください。 + ## Regolithの既定を完全に置き換える方法 Regolithの既定を保持したくない(例えば、あなたが完全な個人設定を使いたい経験豊富な`i3`ユーザーである)場合、すべてのRegolithの部分設定をアンインストールしたり、独自のRoot設定を`~/.config/regolith3/i3/config`に作成することができます。 diff --git a/content/docs/howtos/override-xres.ja.md b/content/docs/howtos/override-xres.ja.md index a608bc3c..d0eb0e8f 100644 --- a/content/docs/howtos/override-xres.ja.md +++ b/content/docs/howtos/override-xres.ja.md @@ -1,7 +1,7 @@ --- title: "Xresourcesのオーバーライド" description: > - Regolith設定ファイルのユーザーコピーを載せる方法について学ぶ + ユーザーがコピーしたRegolithの設定ファイルをステージする方法について学ぶ --- Regolithは、[Xresourcesシステム](https://en.wikipedia.org/wiki/X_resources)に依存し、統合されたインターフェース設定を提供しています。`Xresources`の値を変更することで、Regolithは、ユーザーインターフェイスの更新、カスタム動作の指定、バーの一部のblockletの特定の形式の定義などの方法でカスタマイズできます。 diff --git a/content/docs/howtos/stage-configs.ja.md b/content/docs/howtos/stage-configs.ja.md new file mode 100644 index 00000000..56787564 --- /dev/null +++ b/content/docs/howtos/stage-configs.ja.md @@ -0,0 +1,28 @@ +--- +title: "設定ファイルのステージ" +description: > + ユーザーがコピーしたRegolithの設定ファイルをステージする方法について学ぶ +--- + +{{< hint info >}} +`Xresources`値を上書きしたり新しく用意したいのみであれば、設定のステージングは不必要であり推奨されません。`Xresources`値を上書きするには[分割されたページ]({{< ref "override-xres" >}})をご覧ください。 +{{< /hint >}} + +Regolithでは様々なコンポーネントの動作や外観を決定するためにいくつもの設定ファイルを使用します。それらのファイルを直接簡単に編集することができると、あらゆるユーザーが機能アップデートを上書きする危険性のある設定を実行するでしょう。Debianのパッケージングシステムはユーザーに対し、アップデートを受けるか現在のファイルを維持するのかを訪ねますが、ユーザーがファイルの部分更新を受ける場合には意図しない影響が存在するかもしれません。Regolithは、ログイン後、ユーザーがステージした設定ファイルを探し出し、それらが存在する場合は _既定のファイルの代わりに読み込みます_ 。これは、ユーザーがファイルの設定をより詳細に管理できるため、ファイルを直接編集することよりも推奨されます。このページでは、これらのファイルの作成方法について解説します。 + +変更したい内容によっては、i3設定ファイルの場合は独自のコピーが必要になる場合があります。Regolithの外観を変更する方法を探している場合、`Xresources`ですべて解決できます。キーバインドの更新や追加、コンポーネントの入れ替えなどは、i3設定ファイルをステージする必要があるでしょう。 + +## i3設定 + +1. 既定のRegolith i3設定ファイルをホームディレクトリにコピーする。 + +``` +$ mkdir -p ~/.config/regolith3/i3 +$ cp /etc/regolith/i3/config ~/.config/regolith3/i3/config +``` + +2. ログアウトして戻る。Regolithセッションがユーザーがステージしたファイルを自動で認識して読み込むでしょう。 + +### 変更の確認 + +1. `i3 --moreversion`を実行して確認し、結果として表示された設定ファイルに注視する。作成直後であればコピーすべきです。そうしない場合は、パスが正しいことを確認してください。正確であればRegolithが`~/.config/regolith3/i3/config`を読み込みます。 diff --git a/content/docs/reference/xresources.ja.md b/content/docs/reference/xresources.ja.md index 3bf95fb5..585685b8 100644 --- a/content/docs/reference/xresources.ja.md +++ b/content/docs/reference/xresources.ja.md @@ -12,7 +12,7 @@ Regolithバージョン3.0ではXresourceキーが"i3-wm"から"wm"に置き換 | `Xresources`キー | 概要 | | -------------------------------------------------- | ------------------------------------------------------------------- | -| gtk.theme_name | GTKテーマ("Legacy Applications" in `gnome-tweaks`) | +| gtk.theme_name | GTKテーマ | | gtk.icon_theme_name | GTKアイコンテーマ | | gnome.terminal.audible-bell | gnome-terminalのベルを有効にする(`true / false`) | | gtk.document_font_name | GTKドキュメントのフォント名 | @@ -124,7 +124,7 @@ Regolithバージョン3.0ではXresourceキーが"i3-wm"から"wm"に置き換 | wm.program.launcher.window | ウィンドウ操作キーバインドを実行するi3コマンド | | wm.program.help | ヘルプキーバインドを実行するコマンド | | wm.program.file_search | ファイル検索キーバインドを実行するコマンド | -| wm.program.refresh_ui | セッションのリフレッシュキーバインドを実行するコマンド | +| wm.program.refresh_ui | セッションの再読み込みキーバインドを実行するコマンド | | wm.program.logout | ログアウトキーバインドを実行するコマンド | | wm.program.reboot | 再起動キーバインドを実行するコマンド | | wm.program.shutdown | シャットダウンキーバインドを実行するコマンド | diff --git a/content/docs/using-regolith/configuration.ja.md b/content/docs/using-regolith/configuration.ja.md index 0b92f9f2..002aca0c 100644 --- a/content/docs/using-regolith/configuration.ja.md +++ b/content/docs/using-regolith/configuration.ja.md @@ -1,9 +1,9 @@ --- -title: "設定" -linkTitle: "Configuration" +title: '設定' +linkTitle: 'Configuration' weight: 4 description: > - Regolithの外観と動作を変更する。 + Regolithの外観と動作を変更する。 --- # 新規ユーザーに推奨されるパッケージ {#recommended-packages-for-new-users} @@ -69,16 +69,18 @@ sudo apt install i3xrocks-battery ```console echo "regolith.wallpaper.file: /usr/share/backgrounds/hardy_wallpaper_uhd.png" >> ~/.config/regolith3/Xresources -regolith-look refresh +regolith-look refresh ``` +上記のコマンドでは、前述のプロパティを使用するときに他のパスから`/usr/share/backgrounds/hardy_wallpaper_uhd.png`に変更されます。 + 壁紙画像の表示形式(拡大、大きさ、など…)を変更するには、`regolith.wallpaper.options`を設定します。オプション:`none`, `wallpaper`, `centered`, `scaled`, `stretched`, `zoom`, `spanned` 例: ```console echo "regolith.wallpaper.options: zoom" >> ~/.config/regolith3/Xresources -regolith-look refresh +regolith-look refresh ``` Xresourceキー・`regolith.wallpaper.color.primary`を使用して、画像ではなく色を指定するには: @@ -86,7 +88,7 @@ Xresourceキー・`regolith.wallpaper.color.primary`を使用して、画像で ```console echo "regolith.wallpaper.file: " >> ~/.config/regolith3/Xresources echo "regolith.wallpaper.color.primary: blue" >> ~/.config/regolith3/Xresources -regolith-look refresh +regolith-look refresh ``` 2つ目の色とグラデーションを指定するには: @@ -96,7 +98,7 @@ echo "regolith.wallpaper.file: " >> ~/.config/regolith3/Xresources echo "regolith.wallpaper.color.primary: blue" >> ~/.config/regolith3/Xresources echo "regolith.wallpaper.color.secondary: green" >> ~/.config/regolith3/Xresources echo "regolith.wallpaper.color.shading.type: vertical" >> ~/.config/regolith3/Xresources -regolith-look refresh +regolith-look refresh ``` ## ロック画面の壁紙 @@ -105,7 +107,7 @@ regolith-look refresh ```console echo "regolith.lockscreen.wallpaper.file: /usr/share/backgrounds/hardy_wallpaper_uhd.png" >> ~/.config/regolith3/Xresources -regolith-look refresh +regolith-look refresh ``` ## 壁紙の処理を無効化 @@ -119,7 +121,7 @@ echo "regolith.wallpaper.color.primary: " >> ~/.config/regolith3/Xresources # ステータスバーのインジケーター -CPUの読み込み、日付、時間、通知、天気や他のシステム情報などのステータスインジケーターは、パッケージのインストールで追加や削除をすることが可能です。例えば、ラップトップバッテリーのステータスインジケーターを表示するには、`sudo apt install i3xrocks-battery`を実行して、セッションを`regolith-look refresh`でリフレッシュするだけです。利用可能なインジケーターを探すには、`apt search ^i3xrocks-`を実行するか、[Synaptic](https://help.ubuntu.com/community/SynapticHowto)のようなGUIのパッケージマネージャーで`i3xrocks-`と検索して見つけることができます。「ブロックレット(blocklet)」と呼ばれる、ステータスインジケーターを設定するのに[利用可能なドキュメント]({{< ref "/docs/howtos/add-remove-blocklets.md" >}})が存在します。以下は、Regolith 2.2時点でのステータスインジケーターのリストです。 +CPUの読み込み、日付、時間、通知、天気や他のシステム情報などのステータスインジケーターは、パッケージのインストールで追加や削除をすることが可能です。例えば、ラップトップバッテリーのステータスインジケーターを表示するには、`sudo apt install i3xrocks-battery`を実行して、セッションを`regolith-look refresh`で再読み込みするだけです。利用可能なインジケーターを探すには、`apt search ^i3xrocks-`を実行するか、[Synaptic](https://help.ubuntu.com/community/SynapticHowto)のようなGUIのパッケージマネージャーで`i3xrocks-`と検索して見つけることができます。「ブロックレット(blocklet)」と呼ばれる、ステータスインジケーターを設定するのに[利用可能なドキュメント]({{< ref "/docs/howtos/add-remove-blocklets.md" >}})が存在します。以下は、Regolith 2.2時点でのステータスインジケーターのリストです。 | パッケージ | ステータスの機能 | |--------------------------------|-------------------| @@ -249,3 +251,5 @@ wm.alt: Mod4 # さらに深く読み込む もっと深く知りたい人は、[このハウツー]({{< ref "howtos" >}})を利用したり、[Xresourcesリファレンス]({{< ref "docs/Reference/xresources.md" >}})を読みましょう。 [ユーザーガイド(英語)](https://i3wm.org/docs/userguide.html)を読んでi3のパワーユーザーになりましょう。 + +もしXresourcesが提供する以上の高度な設定が必要な場合は、[設定ファイルのステージング]({{< ref "stage-configs" >}})で見つけたi3設定のハウツーを利用してください。 diff --git a/content/docs/using-regolith/install.ja.md b/content/docs/using-regolith/install.ja.md index d68696e3..99173103 100644 --- a/content/docs/using-regolith/install.ja.md +++ b/content/docs/using-regolith/install.ja.md @@ -8,40 +8,7 @@ description: > # Regolith 3.2を入手 -以前のバージョンのRegolithからアップグレードする場合、[リリースノート](/docs/reference/Releases/regolith-3.2-release-notes) 、特に[移行ガイド](/docs/reference/Releases/regolith-3.0-release-notes/#migration-guide)に興味があるかもしれません。 - -## インストール時に選択するパッケージ - -Regolith 3.0では、複数のセッション(X11: `regolith-session-flashback`, Wayland: `regolith-session-sway`)から選択することができるようになりました。このため、Regolith 3.0をインストールするときは、使用するセッションを一方か両方を指定します。さらに、Regolith 3.0からはインストール時にRegolithの外観を指定できるようになったことで、後で設定する必要があるセットアップが節約されます。DebianベースのシステムのX11で推奨される基本的なインストールは以下の通りです。 - -```console -sudo apt install regolith-desktop regolith-session-flashback regolith-look-lascaille -# ^-- ベース パッケージ ^-- セッション ^ -- 外観 -``` - -* セッションについて、次の内の一方か両方を選ぶことができます:`regolith-session-flashback` (X11), `regolith-session-sway` (Wayland) -* 外観について、次の外観パッケージから*1つ*を選ぶことができます。 -``` -regolith-look-ayu-dark -regolith-look-ayu-mirage -regolith-look-ayu -regolith-look-blackhole -regolith-look-default-loader -regolith-look-default -regolith-look-dracula -regolith-look-gruvbox -regolith-look-i3-default -regolith-look-lascaille -regolith-look-nevil -regolith-look-nord -regolith-look-solarized-dark -``` - -上記の推奨事項の例と代替案として、ここでは、Swayセッションに外観"Nord"を適用してインストールする`apt`コマンドを紹介します。 - -```console -sudo apt install regolith-desktop regolith-session-sway regolith-look-nord -``` +以前のバージョンのRegolithからアップグレードする場合は[リリースノート](/docs/reference/Releases/regolith-3.2-release-notes) を、特に2.xからの場合は[移行ガイド](/docs/reference/Releases/regolith-3.0-release-notes/#migration-guide)を参照してください。 ## サポートするOS @@ -78,7 +45,7 @@ Regolithはシステムパッケージとしてインストールすることが ``` 1. システムを再起動する。 -ログインマネージャーは新しいデスクトップセッションを識別するため、再起動が必要になります。システムを再起動するのはログインマネージャーを再起動するための簡単な方法です。 +ログインマネージャーは新しいデスクトップセッションを識別するため、再起動が必要になります。システムの再起動はログインマネージャーを再起動するための簡単な方法です。 {{< hint info >}} ARMベースのシステムにインストールするときは、上記の内容から2箇所の`amd64`を`arm64`に置き換えてください。 @@ -113,70 +80,33 @@ Regolithはシステムパッケージとしてインストールすることが ``` 1. システムを再起動する。 -ログインマネージャーは新しいデスクトップセッションを識別するため、再起動が必要になります。システムを再起動するのはログインマネージャーを再起動するための簡単な方法です。 +ログインマネージャーは新しいデスクトップセッションを識別するため、再起動が必要になります。システムの再起動はログインマネージャーを再起動するための簡単な方法です。 {{< hint info >}} ARMベースのシステムにインストールするときは、上記の内容から2箇所の`amd64`を`arm64`に置き換えてください。 {{< /hint >}} {{< /tab >}} +{{< /tabs >}} -{{< tab "Ubuntu 20.04" >}} - -Regolithはシステムパッケージとしてインストールすることができます。これは簡単に更新や削除ができ、一貫することができます。 -下記のステップでは、Regolithのパッケージリポジトリからパッケージを読み込み可能にして、デスクトップパッケージをインストールできるようにシステムを設定する方法について記しています([こちらでダウンロード可能なスクリプト](/install-release-ubuntu-20.04-amd64.txt)が利用できます)。 +### Debian -1. ローカルの`apt`にRegolithの公開鍵を登録する。 +{{< tabs "debian-tabs" >}} - ```console - wget -qO - https://regolith-desktop.org/regolith.key | sudo apt-key add - - ``` +{{< tab "Debian Testing" >}} -1. ローカルの`apt`にリポジトリのURLを追加する。 +"Testing"リリースのDebianユーザーであれば、Regolithをインストールすることができますが、Debian Testingの性質上"release"バージョンは存在しません。Debian TestingインスタンスにRegolithをインストールするには、`apt`コマンドのワンライナーの`release`の代わりに`testing`を含める必要があります。例: ```console - echo deb "[arch=amd64] https://regolith-desktop.org/release-3_2-ubuntu-focal-amd64 focal main" | \ + echo deb "[arch=amd64 signed-by=/usr/share/keyrings/regolith-archive-keyring.gpg] \ + https://regolith-desktop.org/testing-debian-testing-amd64 testing main" | \ sudo tee /etc/apt/sources.list.d/regolith.list ``` -1. `apt`を更新してRegolithをインストールする。 - - ```console - sudo apt update - sudo apt install regolith-desktop regolith-session-flashback regolith-look-lascaille - ``` - -1. システムを再起動する。 - -ログインマネージャーは新しいデスクトップセッションを識別するため、再起動が必要になります。システムを再起動するのはログインマネージャーを再起動するための簡単な方法です。 - -{{< hint info >}} -ARMベースのシステムにインストールするときは、上記の内容から2箇所の`amd64`を`arm64`に置き換えてください。 -{{< /hint >}} +それ以外のインストールの手順はDebian公式リリースと同じです。壊れた依存関係やコンポーネントと時々遭遇することに注意してください。安定性が必要である場合は、DebianやUbuntuの公式リリースにインストールすることを検討してください。 {{< /tab >}} -{{< tab "Regolith Linux 2.2 ISO" >}} - -Regolith LinuxはRegolithデスクトップ環境がインストールされた、Ubuntu 22.10のインストールイメージです。USBドライブから起動して、インストールすることなくRegolithを実行することを可能にします。また、コンピューターのドライブにシステムをインストールすることもできます。Regolith Linuxでは、以下の特徴がRegolithデスクトップに追加されています。 - -* 起動画面とロック画面Regolith用にブランディングされています -* 不要な依存関係を避けて`gdm3`の代わりに`lightdm`ディスプレイマネージャーを使用しています -* 次のパッケージがインストールされていません。これらのパッケージは、ユーザーが必要であればインストールすることができます:`gdm3`, `gnome-shell`, `ubuntu-session`, `evolution-data-server`, `snapd` - -{{< button href="https://github.com/regolith-linux/regolith-ubuntu-iso-builder/releases/download/ubuntu-kinetic-2.2.0-20221211_050200/regolith-ubuntu-kinetic-2.2.0.zip" >}}Regolith Linux 2.2をダウンロード{{< /button >}} - -詳しい情報は[Regolith 2.2のリリースノート](/docs/reference/Releases/regolith-2.2-release-notes)を参照してください。 - -ISOはLinuxでは[dd](https://www.man7.org/linux/man-pages/man1/dd.1.html)、[ディスク](https://wiki.gnome.org/Apps/Disks)や[KDE ISO Image Writer](https://community.kde.org/ISOImageWriter)などを用いてUSBドライブに書き込むことができます。macOSでは、[Etcher](https://www.balena.io/etcher/)を使用します。Windowsでは[Rufus](https://rufus.ie/)を用いて、DDモードで書き込むことができます。 - -{{< /tab >}} -{{< /tabs >}} - -### Debian - -{{< tabs "debian-tabs" >}} - {{< tab "Debian Bookworm" >}} Regolithはシステムパッケージとしてインストールすることができます。これは簡単に更新や削除ができ、一貫することができます。 @@ -205,7 +135,7 @@ Regolithはシステムパッケージとしてインストールすることが ``` 1. システムを再起動する。 -ログインマネージャーは新しいデスクトップセッションを識別するため、再起動が必要になります。システムを再起動するのはログインマネージャーを再起動するための簡単な方法です。 +ログインマネージャーは新しいデスクトップセッションを識別するため、再起動が必要になります。システムの再起動はログインマネージャーを再起動するための簡単な方法です。 {{< hint info >}} ARMベースのシステムにインストールするときは、上記の内容から2箇所の`amd64`を`arm64`に置き換えてください。 @@ -223,6 +153,87 @@ ARMベースのシステムにインストールするときは、上記の内 {{< /tabs >}} +## インストール時に選択するパッケージ + +Regolith 3.0では、複数のセッション(X11: `regolith-session-flashback`, Wayland: `regolith-session-sway`)から選択することができるようになりました。このため、Regolith 3.0をインストールするときは、使用するセッションを一方か両方を指定します。さらに、Regolith 3.0からはインストール時にRegolithの外観を指定できるようになったことで、後で設定する必要があるセットアップが節約されます。DebianベースのシステムのX11で推奨される基本的なインストールは以下の通りです。 + +```console +sudo apt install regolith-desktop regolith-session-flashback regolith-look-lascaille +# ^-- ベース パッケージ ^-- セッション ^ -- 外観 +``` + +* セッションについて、次の内の一方か両方を選ぶことができます:`regolith-session-flashback` (X11), `regolith-session-sway` (Wayland) +* 外観について、次の外観パッケージから*1つ*を選ぶことができます。 +``` +regolith-look-ayu-dark +regolith-look-ayu-mirage +regolith-look-ayu +regolith-look-blackhole +regolith-look-default-loader +regolith-look-default +regolith-look-dracula +regolith-look-gruvbox +regolith-look-i3-default +regolith-look-lascaille +regolith-look-nevil +regolith-look-nord +regolith-look-solarized-dark +``` + +上記の推奨事項の例と代替案として、ここでは、Swayセッションに外観"Nord"を適用してインストールする`apt`コマンドを紹介します。 + +```console +sudo apt install regolith-desktop regolith-session-sway regolith-look-nord +``` + +## Regolith `apt` URLパスの構造 + +```console +https://regolith-desktop.org/testing-debian-testing-amd64 + | | | | + | | | * アーキテクチャ + | | * ディストロバージョン/コードネーム + | * ディストロ名 + * Regolithの段階 +``` + +### Regolithの段階 + +|段階|URLの文字列|概要| +|---|---|---| +|実験的|`experimental`|実験的内容をテストする段階| +|不安定|`unstable`|開発内容の初期テスト段階| +|テスト|`testing`|開発内容の後期テスト段階| +|リリース X.Y|`release-X_Y`|特定の公式リリース段階| +|現在のリリース|`release-current` |最新のリリース段階(リリース間で変動します)| + +### ディストロ名 + +|名前 | 概要 | +|---|---| +|`ubuntu`| Ubuntu Linuxディストリビューション| +|`debian`| Debian Linuxディストリビューション| + +### ディストロバージョン/コードネーム + +これらのラベルは各上流コミュニティによって決定されます。例:`noble`, `bookworm`, `focal` + +### アーキテクチャ + +|名前 | 概要 | +|---|---| +|`amd64`| 64-bit x86アーキテクチャ | +|`arm64`| 64-bit Armアーキテクチャ | + + +### 例 + +|概要 | URL | +|---|---| +|`amd64`のUbuntu 22.04で3.2リリースのRegolithを使用する|`https://regolith-desktop.org/release-3_2-ubuntu-jammy-amd64`| +|`amd64`のDebian 12で最新リリースのRegolithを使用する|`https://regolith-desktop.org/release-current-debian-bookworm-amd64`| +|`arm64`のDebian TestingでRegolithのテストリポジトリを使用する|`https://regolith-desktop.org/testing-debian-testing-arm64`| + ## リリースの変更ポリシー Regolith 3.2以降では、すべてのリリースにおいて、パッケージリポジトリのURLに一意の名前が使用されます。これは、ユーザーが、新しいリリースにアップグレードするタイミングを完全に制御できることを意味します。パッケージマネージャーに常に最新版をインストールしてほしいユーザーには、`release-current` という特別な段階が提供されています。